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◆Last up date 2004.11.07

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TOPD・I・Yで節約レーダー探知機

レーダー探知機

筆者が自動車免許を取得してから、もう10年以上経ちました。その間スピード違反で捕まったのは過去2回あります。どちらも2〜30キロオーバーで合計すると3万円くらい支払ったことになります。折角車のメンテナンス料をアレコレして節約しても、こんなことで消費したのでは無意味です。以前カレンに乗っていたときにレーダー探知機を付けていて何度か助けられたことがありました。高級機だと少々値段が高いのですが2回捕まらなければ元は取れると考え、購入することにしました。


1.購入機種の選定

レーダー探知機はホームセンターで売っているような安いものだと3,000円、クルマ専門店で売られている超高級機だと50,000〜60,000円でかなり価格差があります。当然ながら値段が高いものほど多機能で高性能です。
現在、レーダー探知機の機能を大まかに分けると、「GPS」、「カーロケ」、「スタンダード」となり、これらの機能が付属するごとに価格が高くなります。

GPS
(Global Positioning System)

GPSとは、衛星軌道上の24個の人工衛星から発信される電波により、緯度・経度を測定するシステムです。
ループコイル式オービスやLHシステムなどはレーダーを発射しないため、従来のレーダー探知機では探知することが出来ません
しかしこれらの取り締まり装置は設置箇所が固定です。
GPS機能付きのレーダー探知機であれば、設置箇所があらかじめメモリされているため、自車がその場所に近づいたときに警報してくれるようになります。

カーロケ
(カーロケーターシステム)

カーロケとは「無線自動車動態表示システム」のことで、通信指令本部が移動局(パトカー等)の現在位置をリアルタイムで地図画面上に表示し、把握するシステムです。
カーロケを搭載したパトカー等は自車位置を移動局に常にデータ伝送しています。その電波を受信することで近くにパトカー等がいないかを察知することが出来るようになります。
※カーロケは全ての地域やパトカーに導入されているわけではなく、また搭載しているパトカー等でもカーロケを使用していない場合は電波を受信できません。

スタンダード
(レーダー方式)

電波を対象の車に向けて発射し、その反射波の周波数変化(ドップラー効果)で速度を算出する方式です。スピード違反の取締りで最も一般的な方法です
ステルス型とよばれる取締り方法は、このレーダー波を特定車両に向けて数秒間だけ狙い撃ちする方式です。

当初、筆者はGPS付きの最新高級機を購入するつもりでした。市場価格で33,000円、オークションで大体21,000円くらいのものです。そこで色々と情報を集めてみたところ、ループコイル式オービスやLHシステムなどの固定設置タイプの取り締まり機は大抵高速道路や有料道路にしか設置されていないことがわかりました。

年間で高速道路を500kmくらいしか走行せず、燃費向上のためにせいぜい時速100kmしか出さない(出せない)筆者にとってみればGPS機能は不要に思えます。さらにGPSが付いていると電気を消費するため、太陽電池だけでは十分に電気を賄えないそうです。そうなると、シガープラグからこまめに充電するか、ACCなどの電源に配線するかなのですが、GPS機能を使うためだけにそこまで面倒なことはしたくありません。以上のような理由からGPS付きの機種は購入対象外とし、GPS機能が付いていなくて高性能な機種を購入することにしました。

この時点でメーカーはユピテルに決めていました。レーダー探知機のメーカーのなかでも購入している人が多く、高性能なイメージがあったためです。ユピテルのレーダー探知機の中で、GPS未搭載で高性能なものという条件に当てはまったのが「SE−140DW」で、この機種を購入することにしました。


2.購入&ファーストインプレッション

いつものごとく、ヤフオクでどの程度の値段なのか調査してみたところ、検索で引っかかるのは1つ(1店舗)だけで価格は送料込みで16,000円ほどでした。GPS未搭載のためGPS付きに比べて安いのは当然ですが、それほどGPS付きと値段が変わりません。これくらいの差ならGPS付きを…と考えなくもありませんでしたが、5,000円といえば家族で焼肉食い放題出来るほどの金額なのでやはりGPS未搭載にしました。クルマ専門店や楽天市場に比べてヤフオクの方が安かったため、入札し、競合することもなく落札しました。

商品が届き早速セットアップ。と、言ってもダッシュボードに付属の両面テープでくっつけるだけです。使い始めはシガープラグから充電するように説明書に書いてあったのでシガープラグに接続してスイッチオン!「ピロッピロッピピピピッ」と鳴り、起動したようです。
説明書を見てアラーム/音声の選択や感度設定を行い、軽く周辺をドライブしてみることにしました。筆者の家から数キロほど離れた警察署の前を通り、そこの近くの上下で4車線ある通りへと車を走らせる、パトカー必見のコースです。名付けて「レーダー君インプレ大作戦」

法定速度を遵守しながら車を走らせますが、レーダー君は無口のままです。さすがに高性能なだけあって自動ドアには反応しないなぁと感心しつつ、第一ポイントの警察署前が近づいてきました。もしレーダー君が警察無線をキャッチしたら音声で無線をキャッチしたことをお知らせするはず。しかし、警察署の前を通りすぎたのにレーダー君は無口のまま。アレレ?と思いましたが、きっと無線を使用していないタイミングだったのだとレーダー君には非がないように都合よく解釈しました(この後別の日に何度かこの警察署の前を通りましたが反応なし。働いているのか?>警察)

気を取り直し、次の4車線の道路に向かったところ、運良く前方の2〜3台先にパトカーを発見!そのままパトカーを追走しましたが、レーダー君は反応なし。う〜ん、こんなチャンスはそう無いのに…。そうこうするうちに信号停車。前方のパトカーは左折の様子ですが、そろそろ飽きてきていたのでパトカーを追走するのを諦め、帰宅するために直進することにしました。信号が変わりパトカーはウインカー通り左折し筆者は直進。これじゃあインプレ書けないなぁなどと考えていると、突然アラーム音が!

一瞬訳が分かりませんでしたが、待ち望んでいた瞬間が訪れたことに気付き、前後左右を素早く見渡すと前方からパトカーが赤色灯を回転させながらやってきました。レーダー君は「ピピピピピッ」と先ほどまでの沈黙が嘘のようなハッスルぶりです。どうやら無線で交信中らしく、レーダー君は「デジタル無線をキャッチしました」とアナウンスしています。パトカーとすれ違い、やがて視界から見えなくなると、また無口なレーダー君に戻りました。

3.総評

このように華々しいデビューを飾ったレーダー君なのですが、その後使用していくうちに実は無口ではなく、結構おしゃべりなことが分かりました。この機種は走行を開始して一定時間が経つと、感度レベルを自動的に上げていくのですが、感度レベルが高いときに怪しい電波を一度拾うと、その後ず〜っと「ピンポン危険です、危険です」という音声をアナウンスしつづけます。一応30秒アナウンスが続くと音量が小さくなりますが、それでも気になって大変うるさい。第一、ずっと危険、危険とアナウンスしているため本当に危険な状況なのか判別できないし…(笑)。
最近はこのように鳴りだしたら、スイッチオフ/オンするようにしています。正直なところ、この不要なおしゃべりがなければ問題ないのですが。
※この後、感度レベルを最低レベル固定にしたところ、だいぶんおしゃべりが減りました。

あと説明書を読んでいて気が付いたのは、言い訳が多いということ。「××なときは正常に動作しないときがあります」とか「△△のようなときごくまれに誤検知する場合があります」という記述が至るところに見受けられます。
裏を返せばそれだけ取り締まり電波かどうかを判断することは難しいわけで、「レーダー探知機付けてさえいれば取り締まり恐れるに足らず」と過度にレーダー探知機を信用してはいけないということです。

結局人間の方がレーダー探知機の反応の癖を学習して、取り締まりをしている状況なのかどうかを判断するしかないわけで、とどのつまり「安全運転に勝る取り締まり対策なし」ということですね。もしどうしてもレーダー探知機を取り付けたいのであれば、安いスタンダードな機種の方がコストパフォーマンスが高くお薦めだと思います。

 

TOPD・I・Yで節約レーダー探知機

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