〜愛車がもっと好きになる〜 | ◆Last up date 2004.11.07 |
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燃費向上のために「アーシング」、「トルマリン」、「ネオジウム磁石」、「ホットイナズマ(自作)」、「プラグコード交換」を実施し、もうやれることはやったなと思っていましたが、燃費関連のページを巡っていたところ「自作サイクロン2」関連のページにたどり着きました。「サイクロン2」という商品の存在自体は知っていましたが、ホットイナズマと同様に自作している方がいることを初めて知りました。
いてもたってもいられず、サイクロン2の自作方法をネットで探しまくったところ、なんと詳細な図面を無料で公開されているサイトを見つけました。早速管理人のまなたく様より図面をいただき、作成することにしました。
(注)取付につきましては当ページでは一切責任を負いませんので、自己責任でお願いいたします。
まずまなたく様より図面をいただくにあたり、自分のクルマのインテークホース(吸気管)の直径を申告する必要があります。ホースの直径が何mmなのかを調べるとき、筆者は本家サイクロン2を販売しているところのHPを参照しました。これによると筆者の愛車ラウムだと60mmとのことでしたので、そのように申請したところ、まなたく様より直径60mmで羽角10度/15度/20度のものを4枚羽版と6枚羽版の計6種の設計図を送っていただきました(嬉)。
次に素材の選定です。本家サイクロン2やまなたく様のHPではステンレス(厚さ0.3mm)が用いられていますが、筆者は金切りハサミを持っておらず別途購入することが必要なことと、1才半の息子がステンレスの切り屑で遊ぶ可能性があり、何か他の素材はないか探したところポリプロピレンでサイクロン2を自作されているかたを発見。これならば普通のハサミで加工出来るし、燃えるゴミとして廃棄することも出来ます。また120℃の耐熱性なので溶けたりすることもなさそうです。近所のホームセンターでポリプロピレン用の接着剤と合わせて総費用は750円くらいでした。
まなたく様からいただいた図面をポリプロピレンシートに普通の糊で貼り付けます。 |
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切取線に従って切り出します。細かいところはカッターで。面倒だったのが外枠のフィン差し込み口。カッターだと切り抜きにくいため、径1.5mmの穴をドリルで空けて差し込み口を形成しました。 |
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差し込み口に羽を取り付けます。この差し込み部分はそのままだときれいに折り曲がらないので、カッターで軽くスジを入れるとよいでしょう。 | |
最初に作成した6枚羽×10度タイプです。写真では手で押さえているため円形に見えますが、実際はポリプロピレンだとバネのように反力があるため、涙型になってしまいます。 |
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とりあえず3つ作りました。左から、4枚羽×20度、4枚羽×10度、6枚羽×10度です。 |
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いよいよ取り付けです。まずはエアーフィルターボックスに付いているエアフローセンサーを取り外します。 |
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次にインテークホースとエアフィルターボックスの接続部にあるネジを緩めます。あとはエアフィルターボックスを少しずつずらしながら取り外します。 |
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エアフィルターボックスを取り外した図。 |
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インテークホースに作成したサイクロン(自作)を入れます。簡単にずれないように十分気をつけて接続。あとはフィルターボックスを元通りインテークホースに接続して完了です。 |
今回作成した3種類のサイクロンを順に取り付け、それぞれテストランを行いました。アップダウンが少なく、一般道ですが時速60km〜80km程度で走行できる区間が2km程ある、全体で約5kmの距離です。朝6時半〜8時の時間帯に実施したので、温度による影響は少ないと思われます。
以下がテストランの結果です。
結果的にあまり効果を感じることはありませんでした。「4枚羽×20度」のときが高速走行時に一番乗りやすかった気がしますが、「おおっ!」というほどの明確な違いを感じられず、やはり「気がする」レベルを脱するまでにはいきませんでした。
とはいえ、「トルマリン」や「ネオジウム磁石」に比べれば理論的にはなんらかの効果があるはず。また今回は全てポリプロピレンで作成しましたが、形状が今イチ決まっていません。
と、いうわけで次回は羽の部分をステンレスにして、「6枚羽×20度」も追加作成して再テストしてみようと思います。テストコースも見直し、出来れば車に取り付けている「CAMP」を使って数値的な比較を行おうと思っています。
(以下、2004.11.07追記)
このHP更新後、まなたく様より「ポリプロピレンだと内部で変形してしまい効果が薄れてしまうのかも。強度的にも不安があるため、羽だけでなく全体をステンレス化したほうがよいのでは?」というご指摘を受け、オールステンレス製のものを(前述の息子のこともあるので近所の屋根付き駐車場にて・・・)作成いたしました。
今回は、4種類作成しました。 |
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強度があるため、手で補正しなくてもちゃんとした形になっています。左の方が羽の角度があるのがわかると思います。 |
作成後、まず「4枚羽×20度」を取り付けていたのですが、なんかアクセルが重く感じられ運転しにくく感じられました。そこで「4枚羽×10度」に交換したところ、アクセスのレスポンスがよくなったような気がして運転しやすくなりました。その分アクセルを踏んでしまうようで、ここ最近の燃費は良くないようです(苦笑)。
まだ「6枚羽×10度」と「6枚羽×20度」は取り付けていませんが、現状で満足しているため当分このままにしようと思っています。そのうち取り付けたらまたご報告いたします。
(謝辞)
前回「CAMP」を使って燃費を比較するとイキマイテいましたが、作成した各サイクロンを全く同一の状況・条件でテストして燃費を比較することは事実上不可能と判断して実施いたしませんでした。楽しみにしていた方がいらっしゃったのかどうかはわかりませんが、ここに訂正し、お詫びいたします。
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