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〜愛車がもっと好きになる〜 | ◆Last up date 2004.11.07 |
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普段どんなところをクルマで走っているかと問われたら、大抵の方が「街中」と答えると思います。つまり燃費が向上するには、如何にして街中の運転の燃費を良くするかにかかっています。
まず街中での運転を考えてみると、街中では信号や道路脇からの車の割り込みが多く、スピードがあまり出せません。このような道路では頻繁に加速/減速を行うため、加速したときに使用したエネルギーを使いきらないうちにブレーキを踏んで減速してしまいがちです。
ですので、このような道路を走るときはアクセルを軽く踏み、あまりスピードを出さない運転を心がけます。踏み込む量を減らすことで無駄な燃料の消費を抑え、さらにスピードの出しすぎを防ぐことが出来ますので、前方にクルマが割り込んできても安全に対処できます。
ある程度のスピードまで加速したら、今度はさらにアクセルを緩め、一定速度で運転するようにします。このときアクセルを踏み込む量は「タイヤの摩擦+空気抵抗」とイコールにするつもりで調整します。筆者の体験から言えば、ほんの少し加速するつもりぐらいの踏み込みの方が一定速度を保ちやすいようです。
燃費のためには時速60〜80キロぐらいで走行するのが良いのですが、信号が殆どないドライブロードならともかく、街中ではそこまでスピードを出す前にブレーキを踏むと思いますので、道路が混んでいるときは時速30キロ程度、空いているときは時速40〜50キロ程度で定速運転を心がけましょう。ポイントは「前を走るクルマに追いつかないスピードで、車間距離を十分とる」と言ったところでしょうか。
誰でも判ることですが、アクセルを踏むよりも踏まない方が燃料を消費しません。街中では頻繁に加速と減速を繰り返すことが多いため、例えば先にある信号が赤ならばアクセルを踏むのを止め、惰性で走行し徐如に減速するようにします。
アクセルを踏まなくてもクルマが移動しているため、この時は燃費が非常によくなり、燃料を節約できます。走り慣れた道路ならば次に信号のある箇所が判るはずですから、そこに至るまでにどこから惰性による減速をするか決めておくと良いでしょう。
信号に近づいたら、赤信号が青信号に変わって停車も減速もせず一定速度のまま信号を通過できればベストです。もちろんそうならない場合の方が多いのですが、赤信号なのにゆるやかに減速せずに信号停車して停車状態から発進することに比べれば、時速数キロでも動いている状態からの加速の方が燃料を消費しません。
緩やかに減速しても信号に近づいてしまい、赤信号のままで結局停車した途端に青信号に変わりせわしく発進したりする場合もあります。なにかもったいないような気がしますが、この場合も停車する時間を節約できているわけで、アイドリング状態で消費する燃料を節約できたと思えば決して無駄な減速では無いと考えることができます。
惰性による減速を心がけると、無駄な加速を行わなくなります。それは結果的にガソリンの消費量を減らしているわけですから、燃費向上に繋がるわけです。
クルマを減速するときにフットブレーキだけでなく、エンジンブレーキも使いこなせるようになると燃費が次第によくなっていきます。エンジンブレーキをかけるにはシフトチェンジをして1速下げるとかかります。オートマ車であれば基本的にアクセルオフすればエンジンブレーキがかかりますし、オーバードライブONからOFFに切り替えればシフトダウンしたことになるのでエンジンブレーキがかかります。
筆者は、アクセルオフ→オーバードライブOFF→「D」から「2」にシフトチェンジの順に行い、出来るだけエンジンブレーキを使用した減速を心がけています。
エンジンブレーキを推奨する理由は、エンジンブレーキがかかっている状態でエンジン回転数が一定以上あれば燃料の供給が停止されるからです。筆者のラウムだと、大体1500回転以上回っているときにアクセルオフやシフトダウンすると燃料の供給がSTOPします。消費燃料が0なのにクルマは移動しているため、このときの燃費は無限大となります。アクセルを踏まなくてもクルマが加速するため頻繁にフットブレーキを踏むような長い下り坂は絶好のエンブレポイントです。エンジンブレーキでの減速を積極的に活用しましょう。
燃費を善くする上で欠かせないのがアイドリングストップです。アイドリングというのはエンジンをかけたままで、クルマが移動していない状態のことをいいます。燃料を消費しているのにクルマが移動していないわけですからアイドリング時の燃費は最悪。よくコンビニなどでエンジンをかけたままで買い物をしている人がいますが、ハッキリ言ってガソリンの無駄使いです。防犯の面から考えても良くありませんし、クルマから離れるときはエンジンを切りましょう。
信号待ちでのアイドリングストップについては難しいところです。一般的にエンジンスタートのときに消費する燃料は30秒間アイドリングしたときに消費した燃料と同じといわれています。つまり信号停車してエンジンを切っても、30秒以内にエンジンを再スタートした場合は逆効果ということになります。また夏場や冬場はエアコンをかけるためバッテリーがあがりやすくなっています。青信号でいざ発進というときにエンジンがかからなかったことを筆者は何度か体験したことがあります。ですので、信号待ちのアイドリングストップについては無理に行う必要はないと筆者は思っています。最近のクルマは停車
状態ではアイドリングストップする機能が標準装備されてきはじめていますし、数年後には当たり前のこととして世間に認知されるのではと思います。
これまで述べたことをまとめると以下のようになります。
どうでしょう、何か当たり前のようなことだと思うのは筆者だけでしょうか?
しかしこれらのことを気にしながら運転すれば10〜20%ぐらいすぐに燃費が向上すると思います。
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