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◆Last up date 2005.3.27

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TOPメンテナンスで節約バッテリー液点検

バッテリー液点検

2005年2月に受けた車検のときに、「バッテリーの電圧が低いですね」と言われました。ホームセンターで購入した安物ですが、購入してから1年半だったのでそんなことを言われるとは思ってもいませんでした。ただ、最近朝イチのエンジンのかかり具合がイマイチだし、助手席のパワーウインドウが効かない(閉まらない)こともあり、そういう前兆めいたことがあったのも事実。

高性能なバッテリーを購入しようかとも思いましたが、バッテリーが全く使えない状態になったわけでもない今の状況で買い換えるのは環境にも財布にも優しくない。「バッテリーほどメンテナンスによって寿命が変化するパーツはない」と所有しているメンテナンス本に書いてあったこともあり、まずはバッテリー液の状態をチェックして点検整備を行うことにしました。

(注意)
以下の作業手順は筆者が行った内容であり、正規の手順とは異なる部分もあるかと思います。作業の安全は保証できませんので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。


1.情報収集

ご存知のとおり、バッテリーとは蓄電池、つまり「電気を蓄える」部品です。「二酸化鉛」・「硫酸鉛」という2種類の金属と、「希硫酸」という酸(液体)による化学反応を利用して電気を蓄えています。クルマが走行すると、タイヤの回転力を利用して「オルタネータ」という部品が発電を行いバッテリーに充電するのですが、バッテリーが満充電状態になると、行き場を失った電気はバッテリー液中の”水分”を電気分解してしまいます。そのためバッテリー液量は次第に減少(液体の比重も減少)していき、それに応じて蓄電量も減っていくことになります。これがバッテリーが次第に弱っていく原因です。逆に言えば、バッテリー液量(比重)を日頃からチェックし、バッテリー液を逐次補充していれば、バッテリーを永く使用することも可能のようです。

まずはバッテリー液の状態をチェックするために、バッテリー比重計を購入しました。

2.作業手順

某クルマ専門店で購入しました。1,000円でお釣りがくるくらいで、正直少し高い気もしますが、その分バッテリーの寿命を延ばして元を取り返したいと思います。
比重計で測定した値が「1.26〜1.28」あればベストな状態と言えますが、1.24以上あれば正常な状態と言えます。
この比重計では1.25以上だと針が緑色を示すようになっています。
まずはバッテリーをクルマから取り出します(取り外し方・取り付け方の手順はこちら)。
水平な場所に置き、バッテリー液が横に刻まれた目盛りの範囲内にあることを確認しましょう。判りにくいときはバッテリーを少し揺らすと、液面も揺れるので判りやすくなります。
コインをドライバー代わりにして逆時計方向に回してキャップを外します。
取り外したキャップを見ると液体が付いています。希硫酸なので、触れたり服に付けたりしないように注意しましょう。
比重計を差し込んで、バッテリー液を吸い上げます。
液面が盛り上がっている箇所で目盛りを見ます。どうやら緑色の範囲内なので、比重は十分高いようです。
6槽ともチェックしましたが、どれも十分比重があり、問題ありませんでした。

今回測定した結果では液量・比重とも特に問題はありませんでした。車検時にバッテリーの電圧が低いと指摘されたときも、「(筆者の家から)あまり距離を走ってないですしね」というコメントも言われていたし。これでしばらくはバッテリーを変えなくても大丈夫そうです。

次回はクーラーが必要になってくる6月ごろに点検してみようと思います。そのとき液量・比重に問題があれば、バッテリー液の補充や添加剤を試してみたいと思います。

 

TOPメンテナンスで節約バッテリー液点検

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